世界で最も危険な海水浴場

25

コロンビア、パロミノ・ビーチ

Colombia's Palomino Beach
alamy.com

コロンビアの北海岸に位置するパロミノ・ビーチは、カリブ海沿いに広がる絵のように美しいビーチだ。町自体は小さいが、ホテル、リゾート、ショップ、ダイニング・オプションが揃い、バケーションの目的地として人気を博している。ビーチは最大の魅力で、1マイル(約1.6km)以上も続き、ヤシの木が揺れている。しかし、浸食が課題となっており、満潮時には楽しめるスペースが減少する。それでもパロミノ・ビーチは太陽と海を満喫できる魅力的なスポットであることに変わりはないが、ビーチでのアクティビティは潮の満ち引きの時間に合わせて計画するのが賢明だ。

パロミノ・ビーチの波と潮流は特に激しく、年間を通して海水浴客に大きな危険をもたらす。西端のパロミノ川が海に合流する地点では、ベテランの地元の人々でさえ、潮の流れが特に予測不可能になる。悲惨なことに、2023年のクリスマスに、尊敬するコロンビアの先住民のリーダーが、泳いでいた人々を救助しようとして、まさにこの場所で溺死した。この悲痛な出来事は、水の恐ろしさとしばしば予期せぬ強さを際立たせ、このような強力な条件下で泳ぐことの本質的な危険性を思い起こさせるものである。

10 of 18