77.観光地
鳥たちとの別れは困難な作業であることが判明し、特に娘たちに対する悲しみはジャックの予想通りだった。感動的な別れにもかかわらず、彼らは10羽のクジャクを飼うことに決めた。ジャックはすぐに、新しい羽の住人のために専用の囲いを作る作業に取りかかった。
その間に、ボニーは率先してクジャクについてのニュースを彼らの緊密なコミュニティーに伝えた。その噂は瞬く間に広まり、やがてジャックは、この雄大な鳥を見学・鑑賞する機会として、1人5ドルというささやかな料金を徴収するようになった。この訪問で得た資金は、ジャックの荒廃したトウモロコシ畑の再建に充てられた。