空港のセキュリティで荷物をゴミ箱に捨てるよう頼まれた困窮した男性、しかしある女性は黙って見ていなかった

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7.好意

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イヴリーゼは、列の先頭に並んだ彼女を警備員がじっと見ている中、自分でゴミ箱から小包を取り出すことはできないとわかっていた。そこで彼女はリコと別れの挨拶を交わしながら、彼にちょっと変わった頼みごとをした。彼女の好奇心は単なる偶発的なものではなかった。彼女は、その小包が元の持ち主にとって何か大切なものであることを感じ取り、彼とその小包を再会させる手助けができないかと考えたのだ。ささやかな行動だったが、彼女にとっては正しい行動だった。

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